横断幕の仕立て方|ハトメ・ロープ・チチ加工を選ぶ考え方
- 田中染工場

- 7月24日
- 読了時間: 3分
こんにちは。田中染工場です。
横断幕を作るときは、デザインや文字の見やすさに目が向きやすいですが、実際に使う場面では「どう取り付けるか」もとても大切です。仕立てが設置場所に合っていないと、掲げにくかったり、布に負担がかかったりすることがあります。
横断幕には、ハトメ、ロープ、チチ加工、袋加工など、用途に合わせた仕立てがあります。今回は、横断幕の仕立て方を選ぶときに考えたいポイントを紹介します。
まずは設置場所を確認しましょう

横断幕の仕立ては、どこに設置するかによって変わります。フェンスに取り付けるのか、壁面に掲げるのか、ステージの上に吊るすのか、手すりに固定するのか。設置場所が違えば、必要な加工も変わります。
屋外で使う場合は、風の通り方や日差し、雨の影響も考える必要があります。屋内で使う場合でも、会場のルールによっては、テープで貼れない、紐を結べない、指定の金具しか使えないことがあります。
制作前に、設置予定場所の写真やおおよその寸法を確認しておくと、仕立ての相談がしやすくなります。
すでに取り付け用の金具やポールがある場合は、その位置も把握しておきましょう。
横断幕のハトメ加工は固定しやすい仕立てです

ハトメ加工は、横断幕の端に金属の穴を付け、ロープや結束具などを通して固定しやすくする仕立てです。フェンスや手すり、壁面などに取り付ける場合によく使われます。
ハトメの位置は、横断幕のサイズや設置方法に合わせて考えます。角だけでよい場合もあれば、長い幕では途中にもハトメを付けた方が安定しやすい場合があります。
ただし、ハトメ部分に力が集中しすぎると、布に負担がかかることがあります。屋外で長く掲げる場合や、風の影響を受ける場所では、周囲の補強や取り付け方も合わせて確認することが大切です。
ロープやチチ加工は使い方に合わせて選びます
ロープを使う仕立ては、幕をしっかり結んで固定したい場合に向いています。会場や現場で取り外しを行うことがある場合も、扱いやすい方法を選んでおくと設営がスムーズになります。
チチ加工は、布の端に小さな輪を付ける仕立てです。のぼりや旗で使われることが多い加工ですが、使い方によっては幕や旗の取り付けでも検討されます。
どの仕立てがよいかは、取り付け先の形状によって変わります。フェンスに固定する場合、ポールに通す場合、上から吊るす場合では、合う仕様が異なります。設置場所が決まっていない段階では、使う可能性が高い場所を想定して相談しましょう。
横断幕は、イベントや大会のたびに取り付けるものもあれば、一定期間掲げるものもあります。短期間で何度も使う場合は、設営と撤収のしやすさが重要です。
大きな幕は、取り付けに人数が必要になることもあります。軽さを重視するのか、丈夫さを重視するのか、持ち運びやすさを重視するのかによって、生地や仕立ての選び方も変わります。
保管するときは、ハトメやロープが他の部分に引っかからないように整えることも大切です。次に使うときのために、どの向きで設置する幕なのか、上下がわかるようにしておくと便利です。
田中染工場では、横断幕の制作について、使用場所、サイズ、設置方法を確認しながら仕立てをご提案しています。ハトメ、ロープ、チチ加工など、どれを選べばよいかわからない場合も、設置予定場所の情報をもとにお気軽にご相談ください。
横断幕は一度作ると繰り返し使われることも多いため、最初の仕様決めが大切です。どの場所で一番多く使うのかを基準にすると、仕立ての選択も決めやすくなります。


